二十億光年の恋人

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AA

この男の横顔は、正面で見るよりも鋭い印象を与える。そんな彼が今読んでいる本の表紙を盗み見た。『もう一度、恋をしよう』ティーンが読むようなタイトルに笑うと、軽く睨まれた。だって、幼い頃憧れてた時は、君がもう既に恋を知ってるだなんて、知らなかったんだ。君に恋を教えるのは俺がよかった。

 

【貴方はAAキャプトニで『もう一度、恋をしよう』をお題にして140文字SSを書いてください。/140文字で書くお題った様より】

 

 

MCU

「今日は何だ?あんたをじいさんと呼んでないし6時間は寝たしシールドの連中をからかってもいない」咄嗟に腕を掴んだのは、別に君に説教がしたかったわけじゃないんだ。ただ、よくもそんな恥ずかしい台詞を、と恥ずかしそうに言われた日のことを、忘れられないだけで。
「君、今日はすごくーー」

 

【貴方はMCUキャプトニで『よくもそんな恥ずかしい台詞を』をお題にして140文字SSを書いてください。/140文字で書くお題ったー様より】